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Caron's Corner
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2024年4月22日

デュレーション:敵か味方か?

 
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デュレーション:敵か味方か?



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デュレーション:敵か味方か?

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2024年4月22日

 
 
  • 困難な状況に直面したときには、味方に助けを求めるものである。これを市場に当てはめると、何かのイベントをきっかけに株価が急落した際には、債券、つまりデュレーションを買ってヘッジすることになる。
  • 以前には、そのような手法が機能していた。債券を買う場合、満期までの期間が長いほど、つまりデュレーションが長いほど良いとされていた。これは、債券が40年間にわたって強気相場だった1981年から2021年までのプレーブックに載っている作戦である。
  • しかし、ゲームが変われば、このような古いプレーブックは役に立たなくなる。何がゲームを変えたのだろうか? もちろん、債券の強気相場を終わらせたインフレリスクである。
  • それが事実ならば、株式に対する手軽なヘッジ手段として債券を利用できない新しい時代に入ったと言える。
  • 当運用チームは、その可能性が高いと考えている。株式のボラティリティに対して、デュレーションは信頼できる伝統的なヘッジ手段であり続けられるのであろうか?
  • 言い換えると、デュレーションは敵か味方かという疑問を抱いているのである。
 
jim.caron
ポートフォリオ・ソリューションズ・グループ
 
 

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