モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(「MSIM」)のサステナブル投資の哲学は、お客様に優れたリターンを提供するためには、環境・社会・ガバナンス(ESG)の重要な情報や基準を活用する投資アプローチが数多く存在するという信念に基づいています。ESG情報に基づいた投資判断に努めると共に、より良い投資パフォーマンスの追求だけでなく、投資先企業への思慮深く付加価値の高い関与を通じてサステナビリティの実践と成果の改善を促すことを目指します。運用プロセスの根幹にESG 要因を統合した運用戦略から、魅力的な投資リターンとともにポジティブ・インパクトを目指すテーマ型戦略まで、さまざまなサステナブル投資戦略を提供しています。
MSIMは、テーマ調査および企業エンゲージメント/スチュワードシップ活動において戦略的に重要な4つの重点分野を特定しました。これらは、運用目標の達成に重大な影響を与えかねないものであり、且つ、システマティックな観点からも極めて重要なものです。これらのテーマは、資産クラス、地域、投資スタイル、戦略に応じて、MSIMのすべての運用チームに程度の差はあれ関係します。
低炭素社会への移行とネットゼロ目標達成をサポート
天然資源への影響を減らし、廃棄物発生を削減するビジネス・モデルをサポート
パリ協定目標に沿った低炭素経済への移行を支援
バリューチェーン全体のディーセント・ワークをサポート。革新と変化に直面した際の回復力のある労働力の創出を支援
アクティブな長期投資家として、運用資金を管理する義務と機会の両方を負っていると考えます。運用チームは、投資先企業と直接エンゲージメントを行い、株主として議決権やその他の権利を効果的に行使することによりこの機会を活用しています
お客様がサステナブル投資とインパクトの目標を達成するよう設計された柔軟なソリューションを通じて、MSIMのサステナブル投資に関する専門知識を提供します。「ケイパビリティ」をご覧ください
ソリューション&マルチアセット部門共同責任者兼チーフ・インベストメント・オフィサーとリスク&アナリシス部門グローバル責任者が共同議長を務め、MSIMのサステナビリティ・チーム、チーフ・オペレーティング・オフィサー、およびMSIMのサステナビリティ投資戦略を監督・支援するその他のステークホルダーのシニア・メンバーで構成されます。MSIMのESG目標および戦略、商品開発および立ち上げ、ESG関連エンゲージメント・プログラム、研修、およびテクノロジーおよびデータのイニシアティブの監督などを主な責務とします。
TMSIMのESG投資のインテグレーション基準の策定を担当します。それには以下が含まれます。
また、MSIMのスチュワードシップ活動および投資先とのエンゲージメント活動の調整を行うグローバル・スチュワードシップ・チームのメンバーも務めます。
各投資判断やポートフォリオ全体のESGリスクおよび投資機会を評価する最終的な責任は運用チームにあります。その際には、それぞれの運用哲学や運用戦略に合致する方法でESG情報やインサイトを活用します。MSIMの最大規模の運用チームや資産クラスのプラットフォームは、担当グループのこうした作業をリードするために、最低でも1名の専任者を設けています。
モルガン・スタンレーの様々な部門と協働し、サステナブル投資の採用を促進することに特化した組織です。イノベーションを発展させ、サステナブル投資の次世代のリーダーを育成し、投資家にとって有益な洞察を提供します。
MSIMは、伝統的資産クラスだけでなく、マルチ・アセットやプライベート・マーケットまでをカバーする、カスタマイズ型のサステナブル投資戦略を提供しています。例えば、カスタマイズ型のマルチアセット戦略では、クライアントの特定のサステナビリティの好みに応じて、証券またはファンドのバスケットをカスタマイズすることができます。プライベート・マーケットでは、気候や社会的影響を含む、幅広い重点分野にわたってテーマ別のインパクト投資機会を提供しています。