モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)のグローバル・サステイン運用戦略は、運用開始(2018年4月30日)から2年を迎え、この度、お客様からの預かり資産残高が10億米ドルに到達致しました。当戦略の急速な運用資産の成長は、高いクオリティでESGインテグレートされたアクティブ投資戦略に対する、投資家の強い需要を象徴するものです。運用戦略設定以降、MSCIワールド・インデックス(ネット)が年率マイナス4.18%のリターンだったのに対し、当運用戦略は年率プラス7.20%のグロスリターン(つまり運用手数料控除前)でした(2020年3月31日現在、コンポジットの運用実績)。
豊富な経験を有すインターナショナル・エクイティ・チームによって運用されるグローバル・サステイン運用戦略は、投資家の皆様に高クオリティかつ二酸化炭素排出量が低いという特性があるポートフォリオを提供させて頂いております。また、たばこ、アルコール、化石燃料を既存の投資ユニバースから排除したい皆様にも有用です。ポートフォリオのカーボン・フットプリントは対MSCIワールドでは100万ドル投資あたり95%削減できています。重要なESG要素は長期的に投下資本利益率の脅威にも機会にもなるので、運用プロセスに統合(ESGインテグレーション)することになります。
モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・インターナショナル・エクイティ・チームの運用責任者であるウィリアム・ロックは次のようにコメントしています。「ボトム・アップの投資家として、我々は顧客に本当の意味で長期的な観点から、重要なESG課題を運用チームのポートフォリオ・マネジャーが分析する事を約束し、セクターおよび企業の深い知見を用いて重要な問題を検出・分析し、そして保有企業に対して我々自身で直接エンゲージメントを行ってきた実績を提供します。」
ンターナショナル・エクイティ・チームが2020年3月31日時点で運用する全運用戦略は391億ドルになります。この中にはグローバル・フランチャイズ/ブランド運用戦略の257億ドルも含まれます。