プライベート・エクイティ・セカンダリー・ファンド投資戦略

プライベート・エクイティ・セカンダリー・ファンド投資戦略

プライベート・エクイティ・セカンダリー・ファンド投資戦略

 
 
概要

セカンダリー市場で取引されているプライベート・エクイティ・ファンドに投資を行います。マネージャー、戦略、地域、業種およびビンテージ・イヤーにおいて分散を図ります。

 
 
運用手法
運用哲学

プライベート・エクイティ・ファンドのセカンダリー投資は、プライベート・エクイティ投資を開始する、または強化するための効果的な手法です。その魅力的な特徴として、プライマリー投資よりも早期のドローダウンおよびキャッシュフローの実現、投資対象の透明性等が挙げられます。また過去に設定されたファンドからの再投資が可能となること、さらに、持分が購入されるまでの当初のリミテッド・パートナーが支払う報酬の大部分を回避できることでコストが下がること、等も挙げられます。

さまざまな方法でセカンダリー市場における価値の獲得を目指します。第一に、セカンダリー投資者の関心の低いカテゴリーへの投資を目標とします。第二に、推定される適正市場価値よりも大幅に安い価格で資産を購入します。第三に、成熟段階にあるファンドの持分獲得を目指すことで、ブラインド・プール(どの会社に投資するか決まっていない)リスクを低減します。第四に、マネージャーのクオリティと取引の経済性の両方を重視します。

 
特徴
経験豊富な専任チーム

包括的なデュー・デリジェンスを行う能力と専門的な分析スキルを有する専任のプライベート・エクイティ・セカンダリー・チームが運用を担当します。

未公開取引を戦略的に重視

モルガン・スタンレーのグローバルな拠点網および市場でのプレゼンスにより、投資対象を発掘するためのネットワークが十分に整備されています。

選択されるパートナー

プライベート・エクイティ・ファンド・オブ・ファンズ戦略を通じたプライマリー投資および共同投資における実績から、プライベート・エクイティのゼネラル・パートナー達は、当運用チームをセカンダリー投資における魅力的なパートナーだと評価しています。

 
 
 
運用プロセス
1
発掘

プライベート・エクイティのゼネラル・パートナー、仲介機関、およびその他の市場関係者との幅広い関係を活用し、未公開市場の取引にアクセスします。

2
スクリーニング

取引を「コンセプトへの関心」の観点からレビューします。ポートフォリオのクオリティ、バリュエーション、および取引のダイナミクスを評価します。関連財務データを収集します。

3
詳細な分析

徹底した定量面および定性面でのデュー・デリジェンスにより、セカンダリー投資における持分の内在価値、投資対象のジェネラル・パートナーの現在および将来の価値評価の予測、主要資産の価値を生み出す要因が持続可能である証拠、短期の流動性の有無、および投資全般の予想リターンを評価します。

4
交渉および価格設定

割安と考えられる価格で取引を完了できるかを判断するために、売り手と交渉します。入札プロセスや競争優位性に応じて、さまざまな入札戦略を採用します。

5
再確認のデュー・デリジェンスおよび承認

ゼネラル・パートナーおよび経営チームへ確認を行います。主要な投資候補先の照会調査と訪問調査を行います。法的レビューおよび投資委員会のレビューを経て承認されます。

 
 
主な運用担当者  
Nash Waterman
Nash Waterman
 
Head of Morgan Stanley Private Equity Secondaries
Mercedes Fernandez Elias
Mercedes Fernández Elías
 
マネージング・ディレクター
Brian Towsen
Brian Towsen
 
Executive Director
Daniel Wieder
Dan Wieder
 
Managing Director
Yash Gupta
Yash Gupta
 
Executive Director
 
 
 
 

リスクについて

受託資産の運用は、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価格変動リスクや株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク等による影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本が保証されているものではなく、元本損失又は受託資産に関して行われる取引に際し預託すべき委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがあります。オルタナティブ投資は投機的であり、高いリスクを伴います。お客様は投資額の全額または相当額を失う可能性があります。オルタナティブ投資は一般的に流動性が低く、償還や私募ファンドへの投資の譲渡などに制限が設けられている場合があります。オルタナティブ投資は、ボラティリティや損失リスクを増大させる可能性のあるレバレッジやその他の投機的手法を用いることがあります。オルタナティブ投資は通常、他の投資手法よりも手数料や経費が高く、リターンを低下させる可能性があります。

受託資産の運用に係る費用について

投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対して年率2.20%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。投資一任契約に基づいて投資信託を組み入れる場合は、投資する投資信託に係る費用等が投資顧問報酬に加えてかかる場合があります。また、一部の戦略では投資顧問報酬に加えて成功報酬がかかる場合があります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂いただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。

当ページの情報は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、当社)が、投資一任契約においてご提供する運用プロダクトについての情報提供を目的として作成したものです。当ページは当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその正確性や完全性をお約束するものではありません。当社は、本投資戦略によって運用されている金融商品の取引や申込みの推奨や勧誘を行うものではありません。

リスクや手数料等は、個別の契約内容等により異なりますので、契約を締結される際には、事前に契約締結前交付書面を十分にお読みください。