エマージング債券オポチュニティーズ運用戦略

エマージング債券オポチュニティーズ運用戦略

エマージング債券オポチュニティーズ運用戦略

 
 
概要

エマージング債券のあらゆるセクターを投資対象としており、米ドル建て・現地通貨建てのエマージング債券(ソブリン債および社債)で構成される投資ユニバースの中から、トップダウンのマクロ分析とボトムアップのファンダメンタルズ分析を組み合わせた投資アプローチにより、最適な投資対象を発掘します。 高いインカム・リターンによるトータル・リターンの最大化を目指しながら、同時に、潜在的なキャピタル・リターンの確保にも努めます。

 
 
運用手法
運用哲学

新興国(EM)経済が過去20年間に変化・発展するにつれ、債券投資家が利用できる投資機会も変化してきました。グローバルなマクロテーマと特殊要因がエマージング市場債券のパフォーマンスに影響を与えることを考えると、投資家にとって債券投資ユニバース全体に投資する柔軟性がかつてないほど重要になりました。ソブリン債、社債を問わず、米ドルおよび現地通貨の債券資産へのエクスポージャーを提供するオポチュニスティック・アプローチは、以下のような利点をもたらす可能性があります。

- リターン・ポテンシャル

- ボラティリティの低下

- ホリスティック・アプローチ

 
特徴
今日の債券市場のための運用戦略:

私たちは、大規模なパッシブ投資家が支配する今日の債券市場において希少価値の高いアルファの創出にのみ焦点を当てたアクティブ・マネージャーです。また、モルガン・スタンレーのグローバルなリソースに支えられているため、大手金融機関のサポートを受けながらアルファ創出に真に専念できるという、「両者の良いとこ取り」が可能となっています。

強力なカバレッジ・モデル:

企業のクレジット・リサーチ・アナリストは、投資適格債券からハイイールド債券まで、社債のあらゆるセクターをカバーし、市場に対する一貫した見解を持っています。マクロ・リサーチ・アナリストは、先進国市場から新興国市場までのグローバル市場をカバーしています。また、モーゲージ債券と証券化商品のアナリストは、世界の不動産と資産担保証券を幅広くカバーしています。

グローバルに活躍する人材へのアクセス:

MSIMの債券プラットフォームのファンド・マネージャーは平均25年の投資経験を持ち、アルファの創出に注力しています。ポートフォリオ・スペシャリスト・チームは、お客様のソリューションの設計をサポートし、ファンド・マネージャーとお客様を繋ぎます。売買執行においてはスピードと効率を追求するだけでなく、平均17年の投資経験を持つトレーディング・チームが、投資家の立場にたって考えます。

 
 
 
運用プロセス
1
マクロ・ファンダメンタルズ要因の特定

まず、世界情勢をトップダウンで評価し、それが新興国経済のファンダメンタルズとどのように相互作用しているかを判断します。世界情勢や金融情勢、そしてそれらが新興国のファンダメンタルズに与えるであろう影響を分析し、ポートフォリオ全体のリスク・ポジションを決定します。

2
テーマ別投資テーマの導出

経済・政治・社会の各分野の評価を融合させたフレームワークにより、ファンダメンタルズの変化率がポジティブな国を特定します。

3
投資機会を評価

当チームのモデルは、異なる期間における市場評価の視点を提供し、潜在的なミスプライスやアルファの機会を特定することを可能にしています。各投資候補銘柄は、様々な評価指標を通じて分析されます。また、イベントリスク(短期的な政治的要因を含む)、発行予定、投資家のポジション、資産クラスのフローの見通しなどの市場テクニカル要因を総合的に検討し、リターンとリスクのトレードオフに関する確信度を評価します。

4
銘柄選択とポートフォリオ構築

当チームのモデルは、異なる期間における市場評価の視点を提供し、潜在的なミスプライスやアルファの機会を特定することを可能にしています。各投資候補銘柄は、様々な評価指標を通じて分析されます。また、イベントリスク(短期的な政治的要因を含む)、発行予定、投資家のポジション、資産クラスのフローの見通しなどの市場テクニカル要因を総合的に検討し、リターンとリスクのトレードオフに関する確信度を評価します。

5
分散投資と売買執行

リスク管理は、運用プロセスに不可欠です。国、テーマ、地域、セクター、コモディティなどの分散と資産クラス間の相関に重点を置いています。

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主な運用担当者  
Sahil Tandon
Sahil Tandon
 
マネージング・ディレクター
Akbar Causer
Akbar A. Causer
 
マネージング・ディレクター
Brian Shaw
Brian Shaw
 
エグゼクティブ・ディレクター
 
 
 
 

* 標準的なレンジ

ご案内の運用戦略の中には、日本でご紹介していないものも含まれています。また、受託資産額が運用上限に達したため受託を一時的に停止している運用戦略が含まれている場合があります。詳細につきましては、お問い合わせ下さい。

リスクについて

受託資産の運用は、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価格変動リスクや株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク等による影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本が保証されているものではなく、元本損失又は受託資産に関して行われる取引に際し預託すべき委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがあります。個別の受託資産ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、投資一任契約を締結する際には、契約締結前交付書面をよくご覧ください。

受託資産の運用に係る費用について

投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対して年率2.20%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。投資一任契約に基づいて投資信託を組み入れる場合は、投資する投資信託に係る費用等が投資顧問報酬に加えてかかる場合があります。また、一部の戦略では投資顧問報酬に加えて成功報酬がかかる場合があります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂いただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。

当ページの情報は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、当社)が、投資一任契約においてご提供する運用プロダクトについての情報提供を目的として作成したものです。本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその正確性や完全性をお約束するものではありません。