エマージング・マーケット・リーダーズ運用戦略

エマージング・マーケット・リーダーズ運用戦略

エマージング・マーケット・リーダーズ運用戦略

 
 
概要

優れた事業モデル、業界トップクラスのブランド力、クオリティ管理、投下資本に対して成長性と持続性のあるリターンを創出する能力、等を有する企業に集中投資する戦略です。投資テーマに基づく運用アプローチを採用することで、市場で十分に評価されていない長期的なトレンドを見つけ出し、エマージング市場の今後の成長牽引要因の恩恵を受けると考えられるクオリティの高い企業に投資します。40銘柄以下で構成される、集中投資型ポートフォリオを構築します。

 
 
運用手法
運用哲学

エマージング市場における成長の牽引要因に関するエマージング株式運用チームの洞察を活用し、企業が安定的に収益を獲得することを後押しするような長期的かつ構造的な投資テーマの発掘に努めます。運用哲学の根幹は、エマージング市場におけるリスク・リターンの牽引要因をマクロ・レベルおよび個別企業レベルで見つけ出す独自のリサーチにあります。マクロ的なテーマのリサーチとボトムアップによるグロース・バイアスの銘柄選択を統合することで、付加価値の獲得を目指します。

長期的には、エマージング市場のダイナミクスは、厳選された一部のグロース企業の収益に貢献すると考えます。短期的な景気循環のバブルに注目するのではなく、市場関係者から十分に評価されていない長期的なトレンドを発掘することにより、投資テーマに基づいたアプローチを実践します。可能な限り逆張り的なポジションをとることで、ポジティブな変化が起きる可能性のある投資機会を市場が見過ごしている、あるいは見逃している理由を特定します。

 
特徴
将来を見据えた投資テーマ

エマージング市場において最も重要な成長テーマを発掘し、詳細なボトムアップ・リサーチにより、そうしたテーマから最も恩恵を受けると考えらえる銘柄に投資します。変動しやすい事業モデルを有する企業は市場の下落局面において価値を損なう可能性があることから、投資対象とは考えません。

ベンチマークを意識しない運用手法

投資ユニバースを幅広く設定しており、これには収益の大部分をエマージング市場において獲得している企業も含みます。この中から、成長性基準とクオリティ基準から厳選した30~40銘柄に投資します。投資アプローチではリスク管理を重視しており、ベンチマークに基づいた投資判断は行いません。このため、トラッキング・エラーは高めとなりますが、リターンの標準偏差は低めに抑えられます。

リターンの累積効果

市場の下落局面でアウトパフォームすること、およびエマージング市場に内在するボラティリティを回避することを目指します。この結果、リターンの累積効果により、長期にわたり安定的かつ優れたリターンを達成してきました。

 
 
 
運用プロセス
Strategy_EML Investment Process_Chart_JP_180412
 
 
主な運用担当者  
Vishal Gupta
Vishal Gupta
 
マネージング・ディレクター
 
 
 
 

リスクについて

受託資産の運用は、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価格変動リスクや株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク等による影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本が保証されているものではなく、元本損失又は受託資産に関して行われる取引に際し預託すべき委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがあります。個別の受託資産ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、投資一任契約を締結する際には、契約締結前交付書面をよくご覧ください。

受託資産の運用に係る費用について

投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対して年率2.20%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。投資一任契約に基づいて投資信託を組み入れる場合は、投資する投資信託に係る費用等が投資顧問報酬に加えてかかる場合があります。また、一部の戦略では投資顧問報酬に加えて成功報酬がかかる場合があります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂いただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。

当ページの情報は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、当社)が、投資一任契約においてご提供する運用プロダクトについての情報提供を目的として作成したものです。本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその正確性や完全性をお約束するものではありません。